テキスト・エディタには様々なプロダクトがありますが、現状、マイクロソフトが提供している「Visual Studio Code」を選んでおくのがオススメ、と言って良いでしょう。
オススメのテキスト・エディタ
「オススメのテキスト・エディタは何か?」と問われれば、現時点では、マイクロソフトが提供している「Visual Studio Code」になります。「Visual Studio Code」は、現在、私も使用していて「まぁ、このエディタが定番になったな。。。」と感じています。
「Visual Studio Code」の特徴を少しまとめると、以下のようになると思います。
- マイクロソフト社製。
- 無料、高機能。
- Windowsで使えるのはもちろん、Macでも使える。
- コーディングをサポートしてくれる「拡張機能」が沢山ある(好みによるけど)。
- Gitとの連携もできる … エディタに内包されている「ターミナル」を使って、Gitコマンドを実行することができたり、エディタから直接コミットとかPUSHなどが可能。
- マイクロソフトのAI「Copilot」との連携ができる。「Copilot」に質問したり、「Copilot」からコードのサジェストを受けることができる(私は、コードのサジェストは、ちょっと「うっとうしい」ので、OFFにしています)。
上記のように、コーディングをするための機能が充実しているので、「これから制作・開発を始める方」「制作・開発の勉強をする方」「テキスト・エディタの乗り換えを検討している方」は、「Visual Studio Code」を選択されると良いと思います。
テキスト・エディタ選びには「こだわり」があったりする
私は、社会人になりたての頃、パソコンでコーディングをするときは、「MIFES(マイフェス)」というエディタを使っていました(知っている人いるかな?)。その後、日本の個人の方が開発した「秀丸エディタ」という有料ですが高機能なエディタを非常に長い間使ってきました(一時期「サクラエディタ」も使ってたけど)。Macで開発をするときは「Atom」というエディタを使っていましたね。
私のような古参のエンジニアの中には「使い慣れたエディタが良い」と、昔から同じエディタを使い続けている人もいたりします。私の知り合いでも「秀丸エディタ」を使い続ている人がいて、ショートカットキーなどを縦横無尽に使いこなし、驚くほどのスピードでコーディングを進めます。その人は『テキスト・エディタは、自分が使いやすいエディタを使うべきだ。(意訳:好きなエディタを使わせろ)』と言っていて、私も、その意見に賛成です。そういう人は、いくら「Visual Studio Code」が高機能であっても、今更、乗り換える気など起こらないのでしょう。(私は乗り換えましたが。。。)
ソフトウェア開発の業界も、新しい技術の登場などによって、どんどん変わってきたし、今後もどんどん変わっていくでしょう。今「Visual Studio Code」を使っている若いエンジニアの人は、将来、どんなエディタを使っているのかなぁ??
もしかしたら「テキスト・エディタを使って、コーディングする」なんてことは将来無くなっているかもしれませんね。