iPhone・iPadのMACアドレスには2種類ある。MACアドレスフィルタリングに設定するのはどっち?

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デバイスの「MACアドレス」を意識する機会なんて、通常、まず無いんじゃないでしょうか。しかし「MACアドレスフィルタリング」を実施する場合、接続を許可するデバイスの「MACアドレス」を調べる必要が生じます。しかし、Phone・iPadのMACアドレスには2種類あり、間違った種類の方を「許可するMACアドレス」に設定しても通信できません。MACアドレスフィルタリングに設定するMACアドレスの調べ方を解説します。

この記事の実行環境
  • iOS 17.6.1
  • iPadOS 17.6.1
目次

「MACアドレスフィルタリング」とは?

MACアドレスフィルタリングは、Wi-Fi接続のセキュリティー対策の一つで、ルーターに設定するものです。

インターネットに接続する各機器には、固有の「MACアドレス」が設定されています。MACアドレスフィルタリングでは、ルーターに接続を許可するMACアドレスを設定します。そうすることで、仮にWi-Fi接続のパスワードが盗まれたとしても、許可したデバイスしか接続できません。

もし、自宅でホームルーターをお使いなら「MACアドレスフィルタリング」の機能があると思います。

MACアドレスフィルタリングに設定するMACアドレスの調べ方

はじめに、MACアドレスフィルタリングに設定するMACアドレスの調べ方です。

ここからのスクリーンショットは「iPhone」で撮影したものを使用していますが、iPadでも変わりません。

「設定」をタップします。

「設定」をタップ
「設定」をタップ

「Wi-Fi」をタップします。

「Wi-Fi」をタップ
「Wi-Fi」をタップ

接続しようとしているWi-Fiアクセスポイントの右側に表示されている「i」マークをタップします。

アクセスポイントの右側に表示されている「i」マークをタップ
アクセスポイントの右側に表示されている「i」マークをタップ

「プライベートWi-Fiアドレス」のところに表示されている「Wi-Fiアドレス」が、MACアドレスフィルタリングに設定するMACアドレスです。(iOSでは「Wi-Fiアドレス」という名前になっています。)

このアドレスをMACアドレスフィルタリングに設定する
このアドレスをMACアドレスフィルタリングに設定する

MACアドレスフィルタリングを実施するときは、「接続を許可するMACアドレス」に、このMACアドレスを設定すると、接続できます。

もし「プライベートWi-Fiアドレス」が有効になっていなかったら、セキュリティー向上になりますので、有効化することをオススメします。

固有のMACアドレスの調べ方

次に、MACアドレスフィルタリングに設定してはダメな方の、iPhone・iPadの固有のMACアドレスの調べ方です。

「設定」をタップします。

「設定」をタップ
「設定」をタップ

「一般」をタップします。

「一般」をタップ。
「一般」をタップ。

「情報」をタップします。

「情報」をタップ。
「情報」をタップ。

「情報」画面に表示されている「Wi-Fiアドレス」が、iPhone・iPad固有のMACアドレスです。

このアドレスをMACアドレスフィルタリングに設定するのはNG
このアドレスをMACアドレスフィルタリングに設定するのはNG

こちらのMACアドレスを、MACアドレスフィルタリングの「接続を許可するMACアドレス」に設定しても、接続拒否されます(体験者は語る)。

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