ウェブサイトやブログを作って運営していこうとする場合、「ウェブサーバー」が必要になります(もうちょっと細かく見ると、「データベースサーバー」や「メールサーバー」も必要です)。そして、私のような個人や、それらのサーバーを自力で作成・運営していくことが難しい企業などの場合は、「レンタルサーバー」を借りて、ウェブサイトやブログを作成・運営していくのが一般的です。
レンタルサーバーのサービスを提供している会社はそれこそ沢山あり、サービス内容や料金などを検討して決定するわけですが、運用を開始した後に他のレンタルサーバーに引っ越すのは、なかなか大変な作業になってしまうので(無理な作業ではないが、結構面倒くさい)、基本的に「ずっとお付き合いしていく覚悟」で、レンタルサーバーを選択する必要があると思います。
私が「エックスサーバー」に決めた理由
このブログを作成する約半年前、仕事で、ある企業さんのカンパニー・サイトのリニューアル作業を請け負いました。そのサイトは「WordPress」で運用されており、私はテーマ・ファイルの改修と、サーバー周りの作業を担当したのですが(デザイン周りは別の人が担当した)、そのサイトが「エックスサーバー」を使用していたのです。そのため、必然的に「エックスサーバー」のマニュアルを見たり、管理画面をいじったりする機会がありました。
操作感がなかなか良かった
私は仕事上、今まで「さくらのレンタルサーバー」「KAGOYAのレンタルサーバー」「GMO関連のレンタルサーバー」などなど、それなりの数のレンタルサーバーを触ってきました。今回、エックスサーバーを使用してみて感じたのは、管理画面の使いやすさと、操作性の良さです。もちろん、最初はマニュアルを見てやっていましたが、管理画面上「何がどこにあるか」を掴んでしまうと、あとは直観的に操作することができました。
(注)「他のレンタルサーバは管理画面の操作性が悪い」と言っているのではありません。各社それぞれ、サーバーにあまり詳しくない人でも利用できるような管理画面を用意しています。ただ、その中でもエックスサーバーの管理画面は「使い勝手が良い」と感じました。これは、自分の操作感のフィーリングと合っていた、相性が良かった、ということであって、他の人にとっては「別のサーバーの方が良い」ということは、十分あり得ることです。
サポートの対応がなかなか良かった
今回の仕事の中で「え?そんなこと、できないんじゃないの?」という要求がありました。サーバーのマニュアルを見ても、実現可能性が無いように思えたわけですが、お客様やチームのメンバーに「不可能であることを納得してもらう」ために、念のため、エックスサーバーのサポートに問い合わせを行いました。たしか夕方に、問い合わせフォームから送信したのですが、翌朝には回答が返ってきていました。
このようにサポートのレスポンスが良いと、安心して利用することができます。(今回は急ぎではなかったので問い合わせフォームを利用しましたが、エックスサーバーには電話サポートもあります。)
そんなわけで、エックスサーバーに決めた
2024年現在、個人が独自ドメインでサイトやブログを新規で作ろう、という場合、レンタルサーバーは「エックスサーバー」か「ConoHa WING」(こちらはGMO関係)が有力候補になると思いますが、私は、上記のような理由で「エックスサーバー」に決めました。プランは個人向けで一番安い「スタンダード」です。月額千円ちょっとで、この機能、スピードが得られれば、個人用では十分でしょう。
(参考)私が仕事で担当したウェブサイトは「ビジネスプラン」を使用していましたが、管理画面は、どちらも同じでした。多分、エックスサーバーの共用サーバーは、どのプランでも同じ管理画面なんじゃないかと思います(細かいところで違っていたら、ごめんさい)。