Gitをインストールする手順

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この記事では、Windowsパソコンに「Git」をダウンロードしてインストールする手順を解説します。

この記事の実行環境
  • Windows11 Home (23H2)
  • インストールしたGit : 2.46.0
目次

ダウンロード

「git for windows」にアクセスします。

https://gitforwindows.org/

「git for windows」公式サイト
「git for windows」公式サイト
参考

Gitの公式サイトは「https://git-scm.com/」(Git SCM)です。「git for windows」は、Windows で動作するように設計されたGitです。Gitとは別のプロジェクトなのですが、「Git SCM」からダウンロードする場合でも、Windows用は「git for windows」と同じものになります。

(参考) Git公式の「Gitのインストール」

「Download」ボタンをクリックします。

「Download」ボタンをクリック

「Download」ボタンをクリックすると、すぐにダウンロードが開始され、ほどなくしてダウンロードは完了します。

ダウンロードが完了したGitのインストーラー
ダウンロードが完了したGitのインストーラー

インストール

ダウンロードしたインストーラーをダブルクックして起動します。

「ユーザーアカウント制御」画面が表示されたら「はい」をクリックします。

「はい」をクリック
「はい」をクリック

「Information」画面が表示されます。「Next」をクリックします。

「Next」をクリック
「Next」をクリック

インストール先フォルダの設定画面が表示されます。デフォルトのまま「Next」をクリックします。

「Next」をクリック
「Next」をクリック

インストールするコンポーネントの設定画面が表示されます。デフォルトのまま「Next」をクリックします。

「Next」をクリック
「Next」をクリック

Windowsの「スタートメニュー」に登録するフォルダ名の確認画面が表示されます。デフォルトの「Git」で良ければ、そのまま「Next」をクリックします。

「Next」をクリック
「Next」をクリック

Gitで使用するエディタの選択画面が表示されます。デフォルトは「Vim」です。選択肢の中に、パソコンにインストール済のお気に入りのエディタがあれば、それを選択するのでOKです。今回は「Use Visual Studio Code as Git’s default editor」を選択しました。エディターを選択したら「Next」をクリックします。

「Visual Studio Code」の選択肢には「Insiders」と表示されているものがあります。「Visual Studio Code Insiders」版は、正式にリリースされた安定版ではなく、「開発版・β版」になります。選択を間違わないように注意してください。

エディタを選択し「Next」をクリック
エディタを選択し「Next」をクリック

新しいリポジトリを作成する場合の最初のブランチ名を、Gitのデフォルトにするか、自分で決定するか、を選択する画面が表示されます。

ここは「自分で決定する」方を選ぶことをオススメします。画面に小さい文字で書いてあるのですが、Gitのデフォルトの初期ブランチ名は「master」なのですが、一般的に「main」というブランチ名が使われることが多いです。

初期ブランチ名を決定して「Next」をクリック
初期ブランチ名を決定して「Next」をクリック

環境変数であるパスの設定を調整する選択画面が表示されます。この画面では、初期選択されている「Recommended(推奨)」の選択肢のまま、「Next」をクリックします。この選択肢を選んでおくと、サードパーティー製のGitツールからGitが操作できるように調整されます。例えば「Sourcetree」等の、優れたGUIツールが利用できるようになります。

初期選択のまま「Next」をクリック
初期選択のまま「Next」をクリック

使用する「OpenSSH」をGitデフォルトのものにするか、他のものにするかの選択画面が表示されます。特に問題なければ、初期選択のまま「Next」をクリックします。

初期選択のまま「Next」をクリック
初期選択のまま「Next」をクリック

Git上で「HTTPS」通信を行う場合の「ルート証明書」の選択画面が表示されます。初期値は「OpenSSLの証明書」が選択されています。特に指定がなければ、初期選択のまま「Next」をクリックします。

初期選択のまま「Next」をクリック

改行コード変換の設定画面が表示されます。Windowsパソコンにインストールする場合は、初期選択のまま「Next」をクリックします。

初期選択では、Gitからパソコンにチェックアウトする際に「LF」から「CRLF」に変換され、コミットする際は「CRLF」から「LF」に変換されます。

初期選択のまま「Next」をクリック
初期選択のまま「Next」をクリック

「Git Bash」で使用するコンソール画面のスタイルの選択画面が表示されます。初期設定は「MinTTY」というUNIXライクなコンソール画面です。Windowsのコマンド画面のスタイルを選択することもできますが、せっかく「Bash」を使うのですから、ここは「MinTTY」をオススメしたいところです。選択して「Next」をクリックします。

「Next」をクリック
「Next」をクリック

「git pull」コマンド実行時の動作についての選択画面が表示されます。特別な運用方法が無いのであれば、初期選択のままで問題ありません。「Next」をクリックします。

「Next」をクリック
「Next」をクリック

認証情報(資格情報)の管理を行う「GCM(Git Credential Manager)」を使用するか、使用しないか、の選択画面が表示されます。特に問題なければ、初期選択の「GCMを使用」のまま「Next」をクリックします。

「Next」をクリック
「Next」をクリック

追加オプションの設定画面が表示されます。初期状態では、キャッシュを使ってパフォーマンスを向上させる「Enable file system caching」のみ選択されています。今回は、初期選択のまま「Next」をクリックします。

「Next」をクリック
「Next」をクリック

「Expermental Option」つまり「試験的・実験的オプション」の選択画面が表示されます。ここは、何も選択しないでOKです。この画面で「Install」ボタンをクリックすると、インストールが開始されます。

「Install」をクリック
「Install」をクリック

インストールが開始されました。

インストールが開始された
インストールが開始された

セットアップ完了画面が表示されました。今回は「View Release Note」のチェックを外して「Finish」をクリックします。(リリース・ノートを見たい方は、チェックをしたままで。)

「Finish」をクリック
「Finish」をクリック

動作確認

Gitのインストールが完了しましたので、簡単に動作確認をします。

スタートメニューから「Git Bash」を起動してみます。

「Git Bash」を起動
「Git Bash」を起動

「Git Bash」が起動しました。

「Git Bash」が起動したところ
「Git Bash」が起動したところ

「Bash」ですから、Windowsでは使用できないUNIX系コマンドが使用できるハズです。ためしに、ディレクトリの中を表示させる「ls」コマンドを打ってみましょう。

「ls」コマンドが正常に実行できた
「ls」コマンドが正常に実行できた

上のスクリーンショットの通り、「ls」コマンドが正常に実行できました。「Git Bash」は「exit」コマンドで終了させることができます。

以上で、Windowsパソコンへの「Git」のインストールは完了です。

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